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ラブハラとはラブハラスメントの略!11の具体例

ラブハラ ラブハラスメント


ラブハラという言葉をご存知でしょうか。筆者は最近、初めて耳にしました。

ラブハラとは「ラブハラスメント」の略です。この言葉は、セクハラやモラハラなどの他のハラスメントから派生して生まれた比較的新しい概念で、近年の社会的な変化やハラスメントに対する意識の高まりとともに広まってきた言葉のようです。

職場や学校などで恋愛感情や性的な関心を持つことによって生じる嫌がらせや不適切な行動を指します。恋愛に関する話題を持ちかけることで相手に精神的苦痛や不快な思いをさせてしまいます

また、夫婦や恋人間でもラブハラは存在し、相手の意志に反して恋愛感情や性的な関心を押し付ける行為がラブハラに当たります。

そもそも、ハラスメントとは、嫌がらせをして相手に不快感を与える行為のことです。被害者は大きなストレスや強い不安を引き起こす可能性があります。

【参考 ラブハラとセクハラの主な違い】

ラブハラ : 恋愛感情や恋愛に関する話題や行為が対象。職場だけでなく、学校やプライベートな場面でも発生し得る。

セクハラ : 性的な言動や行為が対象。主に職場や学校などの公的な場面で発生することが多い。

【参考 ハラスメント とつく言葉】
パワーハラスメント(パワハラ) :  職場での権力を利用した嫌がらせ。
マタニティハラスメント(マタハラ) :  妊娠・出産に関連する嫌がらせ。
パタニティハラスメント(パタハラ) :  父親の育児休業に関連する嫌がらせ。
アルコールハラスメント(アルハラ) :  飲酒を強要する嫌がらせ。
スモークハラスメント(スモハラ) :  喫煙に関連する嫌がらせ。
モラルハラスメント(モラハラ) :  精神的な嫌がらせ。
カスタマーハラスメント(カスハラ) :  顧客からの嫌がらせ。
テクノロジーハラスメント(テクハラ) :  技術やデジタル機器に関連する嫌がらせ。

どのような状況でラブハラが発生している? 11の具体例

ラブハラの具体例を「恋愛関係にない相手の場合」と、「恋人同士・夫婦間の場合」の2つのパターンで具体例を挙げます。

【恋愛関係にない相手】の場合のラブハラ

1、不適切なコメントや質問をする

例: 「彼氏いるの?」、「デートに行こうよ」など、個人的な恋愛事情をしつこく聞く。

2、身体的接触

例: 無断で肩に手を置く、抱きしめるなどの行為。

3、プライベートな時間への干渉をする

例: 勤務時間外に頻繁に連絡を取る、プライベートな時間に会おうとする。

4、恋愛関係の強要をする

例: 上司が部下に対してデートを強要する、断ると仕事に影響が出ると脅す。

【恋愛関係・夫婦間】の場合のラブハラ

6、過度な愛情表現の強要

例: 毎朝必ずキスをする、出かける前にハグをするなど、特定の愛情表現を強制する。

7、プライバシーの侵害

例: 裸の写真を撮らせて欲しいとしつこく要求する。

8、性的な要求

例: 性的な行為を強要する、拒否すると愛情がないと非難する。

9、恋愛観の押し付け

例: 「もっと痩せないと魅力的じゃない」といった外見に関するプレッシャーをかける。

10、過度な束縛

例: 常に居場所を確認しようとする、頻繁に連絡を強要する。相手の行動を常に把握しようとする行為もラブハラです。頻繁にメッセージを送り返信が遅れると怒りを覚えることがあります。

11、プライベートな時間への干渉

例: 友人との時間を制限しようとする、プライベートな時間を共有することを強制する。

友人や異性との交流を妨げる行為。相手の自由を奪うことで、独占欲を満たそうとします。

ラブハラによって心に深い傷を負う

ラブハラは被害者に対して深刻な心理的影響を与えることがあります。例えば、ストレス、不安、うつ状態、職場や学校への不信感などが挙げられます。

また、職場であれば雰囲気が悪化し、全体の生産性が低下することもあります。

ラブハラを防ぐためにできること 4つ

ラブハラを防ぐためにはまずお互いを尊重し、思いやりを持つことが重要です。

以下のポイントに注意して、お互いを思いやる関係を築くよう心がけましょう。

1、相手の気持ちを尊重する

お互いの感情や意見を尊重し、無理な要求を避けることが大切です。

相手がどのように感じているのかを理解しようとする姿勢が重要です。

2、信頼関係を築く

過剰な監視や制限は信頼関係を壊します。

お互いの信頼を深めるために、自由な時間やプライバシーを尊重しましょう。

3、コミュニケーションを大切にする

何か不満や不安がある場合は、率直に話し合うことが大切です。

ただし、相手を攻撃するのではなく、建設的な対話を心がけましょう。

4、自分を見つめ直す

自分が過剰な束縛や要求をしていないか振り返ることも重要です。

自己中心的な行動が相手に負担をかけていないか、自問自答する習慣をつけましょう。

さいごに

ハラスメントに対する意識の高まりは素晴らしいことだと考えていますが、なんでもハラスメントと言ってしまっては深い人間関係を築くことを恐れてしまう人が増えてしまう気もします。

しかし、ラブハラは相手に深い精神的な傷を与える行為です。

どんな相手にも思いやりの気持ちを持ち、尊重し合うことが大切です。

自分の行動が相手にどのような影響を与えるのかを常に意識し、健全で幸せな関係を築いていきましょう。

( 文:真希 )