ハプニングバーは大人の特殊な社交場です。性的な会話を自由に楽しむことができます。
場合によっては同意の上で非日常的なエロい経験ができる場合があります。
ハプニングバー(ハプバー)とは
ハプバーの存在を知らない人には都市伝説のようなバーですが日本各地に存在しています。特に店舗数が多いのは東京でしょう。他にも神奈川、愛知、大阪などに存在しています。
近年はインターネットの発達で急速にハプバーの存在が知られるようになり、15年以上ハプバーに通っているような人達に話を聞くと、ハプバー業界全体の様子が以前よりもカジュアルに変わってきているようです。
バーに来る人はマニアックな性癖の方もいれば極々普通の人もいます。普段は出会えない男女と会話を楽しめるのもハプニングバーの醍醐味の一つです。
興味があれば各店舗のホームページをよく確認し、試しに行ってみることをおすすめします。
ハプニングバー(ハプバー)のトラブルに注意!リスクを知って安全に遊ぼう
ハプニングバー(ハプバー)に入るには
基本的にハプニングバーでは入店時に身分証明書の提示が求められます。持っていなければ絶対に入店できません。
どの店舗もドアに鍵がかけられており、インターホンを押すとスタッフが対応してくれます。初めてインターホンを押すときは皆 緊張します。
会員制
会員制を導入している店舗が多く、初めて訪れる場合は入店前に会員登録を行います。そこでバーネームを決めて会員証を受け取ります。
バーネームは適当な人が多い
入店前にバーネームを決めるところで悩んでなかなか入店できない人をたまに見かけます。皆、結構適当です。中には本名の方もいますし、名前とは思えない言葉の人もいます。
店によっては他の会員と同じ名前はダメな場合もあり、よくある名前はことごとく却下された記憶があります。
料金体系
通常、男性と女性、またはカップルで料金が異なります。女性は無料または低料金で入店できることが多く、男性は比較的高額な料金が設定されていることが一般的です。
また、初回は男女ともに手数料がかかる場合がほとんどです。キャンペーンで無料になる店舗もあります。
イベントなどで料金が安くなる日がある店舗もありますので、ホームページをよく確認してからお出かけください。
イベント
店舗によっては特定のテーマに基づいたイベントが定期的に開催されることがあります。
飲食をお得に楽しめるイベントや入場料が安くなるイベント、マニアックな雰囲気を楽しめるイベントなどがあります。
プライバシー保護のためスマホは使えない
基本的にハプバー内ではスマホは使えません。ロッカーなど特定の場所で使用を許可されている場合があります。
当然、店内の様子を撮影したり録音することもできません。
個人情報の漏洩は厳禁です。
また連絡先交換も厳禁の場合がほとんどです。
プライバシーがしっかり守られた安全な環境だからこそ、普段話しにくい性の願望などの話も安心して思う存分話すことができます。
店舗のルールは絶対に守る
一番の注意点はとにかくスタッフの指示に従い店舗のルールを必ず守るということです。守らなければ出禁になります。
ルールの徹底が厳しい店舗では、ルール違反であっという間に出禁になっている人を見かけます。だからこそ当たり前にルールを守っている会員は安心して楽しく過ごせます。
ハプニングバーの運営は風営法などの法律に抵触する可能性があるため、法的な取り締まりが行われることもあります。
店側が決めたルールは絶対に守り楽しく過ごしましょう。
一般的なハプニングバー(ハプバー)のマナー
ハプバーでの過ごし方は人それぞれですし、店舗によって雰囲気も全然違いますので正解はありません。ここでは一般的にやった方が無難と思われることをお話しします。
挨拶をする
他の会員と初対面の際には、きちんと挨拶をすることから話し始めることが大切です。ハプバーに来るほとんどの人は誰かと話したい、仲良くなりたいと思っています。
「こんにちは、はじめまして、〇〇と申します」と話しかけられて悪い気がする人はなかなかいません。
基本的に男性から女性に話しかけることがほとんどですが、同性同士で話すこともよくあります。
適切な服装をする
店舗によってドレスコードがある場合もありますので、ホームページをよく確認してください。(スウェットは駄目、など)
異性と性的なコミュニケーションができる場ですので、少しでも良い印象を与えるために服装は選びたいものです。でもそんなに気合いの入った服装である必要はありません。
カジュアルな服装の人が多い印象です。
また女性向けのコスプレの衣装がある店舗が多いです。特に女性は着替えて非日常の気分を高めるのも良いでしょう。
清潔感は大事
清潔感があればあまり見た目は気にしない、という男女は多いです。見た目に自信がなくても清潔感があれば大丈夫です。
節度ある飲酒
飲みすぎて他の人に迷惑をかけないように注意します。
とはいえ、泥酔している男女見かけることは珍しくありません。
特に男性は飲み過ぎると大事な場面で勃たないという事故が起きやすくなります。これは結構見かけます。こういった悲しい事故を防ぐためにもお酒は控えめにしましょう。
(男性自身も悲しいですが期待していた女性側もがっかりしてしまいます。)
自分が飲んだらどうなるか理解した上で適度にお酒を楽しみましょう。
ハプニングバー(ハプバー)での会話のマナー
ハプバーでの会話も人それぞれです。筆者は礼儀正しく敬語で話し始めることが大切だと考えています。
ここでご紹介する内容は一例とお考えください。
プライバシーを尊重する
ハプバー内は普段の生活と切り離された別世界のようなものです。
バーネームを名乗り連絡先の交換もできません。だからこそ安心して話せることもあります。
特に初対面の女性に対して、住んでいる場所など普段の生活に関する質問を多くするのは避けた方が無難です。
相手が話しにくそうにしていたら話題を変えましょう。
質問していいかわからないことは「聞いても大丈夫ですか」「聞いて良いことかわからないのですが…」などと、一言断っておきましょう。失礼な人だと思われてしまうと避けられてしまう場合もあります。
礼儀正しく話す
誰に対しても礼儀正しく、敬意を持って話すことが大切です。仲良くなってくるとタメ口になったり、プライベートな会話をすることも出てくることがありますが、それまでは敬語で話すことが無難です。
相性がよくない人は絶対にいるから気にしない
どれだけ誠意を尽くしても嫌われることはあります。普通のことです!
たまたま相手の機嫌が悪かったり、人間的な相性が悪かったり、勘違いされてしまったり。
気にすることはありません。他の人と仲良くなりましょう。
遊ぶ時は同意をしっかり確認する
ハプバー内でできる遊びを提案する場合、必ず相手の同意を確認し無理強いはしないようにします。これは絶対です。
どんな遊び方ができるかは店舗によって違います。(禁止のプレイがある、など)
断られたら素直に身を引く
どんなに好みのタイプの相手でも誘いを断られた場合は素直に引き下がり、相手の意思を尊重します。
しつこく誘わないことで人として安心してもらえます。その日はダメでも別の日に遊ぶ機会があるかもしれません。
断られた相手が他の人と遊んでいても「良い人と出会えてよかったね」と思えるくらいの心の余裕を持つことも大切です。内心はどうあれ余裕を持ってるフリでも大丈夫です。
盛り上がってる男女の会話に割り込まない
話したい相手が他の人と話している時には、無理に会話に割り込まないようにします。
様子を見て礼儀正しく挨拶をすれば会話に入れる場合もあります。
さいごに
ハプニングバーは店舗によって楽しみ方も様々、曜日や時間帯によっても様々です。初めてハプバーに行ってその日に楽しめる人は少ないです。
一度行ってみて楽しいことがなくても店舗やスタッフが気に入ったのであれば、曜日や時間帯を変えて何度か行ってみることをオススメします。
( 文:真希 )