パートナーシップ催眠

催眠術と呼吸の関係|深い催眠に導く呼吸法

催眠術を学ぶ中で、「呼吸」が重要だという話を聞いたことはありませんか?
呼吸は催眠状態に深く関係しており、リラックスを促すだけでなく、催眠の深さを高める鍵にもなります。今回は、催眠術と呼吸の関係、そして呼吸が催眠の深さに与える影響を、プロの視点から初心者向けにわかりやすく解説します。

催眠術と呼吸の関係とは?

呼吸は、催眠術の基本とも言える重要な要素です。なぜなら、呼吸は心身の状態に直結しており、催眠に入る準備を整える役割を果たすからです。

催眠術と呼吸が結びつく理由:
• リラックス効果:深くゆったりとした呼吸は、副交感神経を活性化し、リラックス状態を作り出します。
• 集中力の向上:呼吸に意識を向けることで、被験者は余計な思考を抑え、暗示に集中しやすくなります。
• 心拍数の低下:呼吸が整うと心拍数が下がり、心身が催眠に入りやすい状態になります。

呼吸が催眠の深さに与える影響

催眠の深さを高めるためには、被験者がどれだけリラックスできるかがポイントです。呼吸はこのリラックスを強力にサポートします。

浅い呼吸では催眠が浅くなる

緊張している人は無意識に浅い呼吸をしています。浅い呼吸の状態では体がリラックスしないため、催眠が浅い段階で止まることが多いです。

深い呼吸が催眠を深める

深く規則的な呼吸は、被験者を中度から深度の催眠状態へ導きます。この状態では暗示がより受け入れられやすくなり、催眠の効果が高まります。

深い催眠に導くための呼吸法

催眠術で呼吸を効果的に活用するためには、以下の方法を試してみてください。

① 腹式呼吸を取り入れる

腹式呼吸はリラックス効果が高く、催眠に最適です。
• 方法:
1. 鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹を膨らませます。
2. 口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませます。
3. 吸う時間よりも吐く時間を長くするのがポイント。

② 4-7-8呼吸法

リラクゼーションや集中を促す呼吸法で、初心者にもおすすめです。
• 方法:
1. 4秒かけて鼻から息を吸います。
2. 7秒間息を止めます。
3. 8秒かけて口から息を吐きます。
4. このサイクルを3~5回繰り返します。

③ リズミカルな呼吸

一定のリズムで呼吸をすることで、心拍や意識が安定しやすくなります。
• 方法:吸う、止める、吐くのリズムを3:3:6や4:4:8のように設定します。

初心者でも実践できる呼吸を使った誘導テクニック

催眠術を始めたばかりの方でも、呼吸を活用して効果的な誘導を行うことができます。以下の手順を参考にしてください。

① 呼吸に意識を向けさせる

「まずは目を閉じ、ゆっくりと深呼吸をしてください。」と伝え、呼吸に意識を向けさせます。

② 暗示を呼吸に絡める

呼吸を利用して、被験者がリラックスしやすくなる暗示を入れます。
例:「息を吐くたびに、体の緊張が溶けていきます。」

③ 呼吸のリズムを誘導する

被験者が自然と深い呼吸をするよう、リズムをガイドします。
例:「ゆっくり4秒かけて吸って、7秒止めて、8秒かけて吐いてみてください。」

④ 催眠の深さを深める暗示を加える

リラックスが深まったら、さらに深い催眠に誘導します。
例:「息を吐くたびに、心も体もどんどん深く沈み込んでいきます。」

呼吸を活かして催眠術を成功させるコツ

呼吸は催眠術において強力なツールです。初心者の方はまず、自分自身で深呼吸をしながらリラックスする感覚を体験し、次に他人に同じ方法を試してみましょう。

ポイントのおさらい
1. 深い呼吸が催眠を深める鍵。浅い呼吸はリラックスを妨げる。
2. 腹式呼吸や4-7-8呼吸法を活用してリラックスを促す。
3. 被験者の呼吸を観察し、リズムを誘導する。
4. 呼吸に暗示を絡めることで催眠状態をさらに深める。

呼吸を意識した誘導は初心者でも取り組みやすく、効果を実感しやすい方法です。練習を重ね、スムーズに呼吸を活用できるようになると、催眠術が格段に上達します!

【この記事を書いた人】
秋本真希 催眠術、パートナーシップ催眠の実践は勉強中。講座スタッフ。
監修 つるつる パートナーシップ催眠 講師